マニアックな機材についての話なので、興味のない方はスルーしてください笑

ソニーから新しいスピーカーがでました。
SRS-XB60

これについてツイートしたら、芸人仲間の皆様が敏感に反応してましたね。
そうなんですよ、なかなかよさそうなんです。

150W出力で、バッテリー内蔵

これだけでかなり反応しちゃいます。

従来のバッテリー内蔵できるタイプはたぶんこれ。

mackie freeplay

150W出力は同じなのですが、バッテリーは別売り。

サイズは断然こちらが小さいのですが、バッテリーが別売りのため、バッテリー込みだと1万円くらい高くなる感じです。

でも、SRS-XB60で、僕が注目したのはこのバッテリー内蔵というところだけではありません。
パーティーチューンという機能です。
SRS-XB60 - アクティブスピーカー - ソニー

ワイヤレスで、複数のスピーカーを制御できるようです。
説明を見る限りでは、親スピーカーへの入力が、親スピーカーおよびワイヤレスでつながった子スピーカーから出力されるようです。
親スピーカーがミキサーも兼ねるようで、音楽もマイクも出力できそうです。

ほうほう、2スピーカーがワイヤレスで運用できるわけね。

と思った方はちょっと甘いです。

これの注目すべき点というのは、


対応する小型のポータブルスピーカーがあるということ。

音量の規制があって、あまり大きく音が出せないような場合でも後方に小型スピーカーを置くことで、後方まで音を届かせるということも可能でしょう。

無音盆踊りというのを知っていますか?
FMの音声をイヤホンで各自が聞きながら盆踊りを行うという盆踊りを。
スピーカーの周囲に聞こえる程度しか音を出せない環境でも、複数置けばそれがクリアできる可能性があります。
どうです? なかなかおもしろそうでしょ?

ただ、心配な点もあります。
2.4Ghz帯のワイヤレスで気になるのは遅延です。
興味を持って読んでいるかたには説明不要だと思いますが、一応書いておきましょう。

テレビがアナログからデジタルになったころのことを思い出してください。
アナログはチャンネルを変えるとすぐに切り替わっていたのが、デジタルに変わるとチャンネルを変えてから表示されるまでに時間がかかったと思ったことを覚えていますか?

これは、デジタルの圧縮されたデータをコーデックすることによる時間差、たとえるならば、暗号で送られてきたデータを解析するのに時間がかかり、そのために時間差ができてしまうという感じです(違っていたらご指摘ください)。

たぶん、これはシステムでそれぞれのコーデックの時間を計算して、親スピーカーはミリ秒単位の遅れを意図的につくることで、すべてのスピーカーを同期しているのではないかと予想しています。(予想です)

この遅れがどの程度なのか、音楽だけならいいのですが、マイクについては下手をしたら「・・・・声が・・・・おくれて・・・きこえて・・・くるよ」状態になる可能性もあります。

さぁ、ここまで書けば誰かが買ってくれるのではないでしょうか。
僕は買わないっすよ。マイクの新製品を衝動買いしてしまった(これはまたレビューしますね)。
なので、誰か買ってパーティーチューンを試してみてください。待ってます!笑

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