前からの引き続きのマニアックネタ
Zen Pad S 8.0のレビューです。
前回は良い所を紹介しましたが、今回は残念なポイントを・・・ いいことばかり言ってるもの信頼性ない感じですもんね。
・ペンは便利なのだけど、作りこみがいろいろと甘い
ペンは本当に便利だと思うんです。
8インチ級のタブレットでペン対応ってのは他にはないメリットなんですから、もうちょっと作りこんで欲しかった。
筆圧1024段階対応を謳っているんですが、対応アプリが殆ど無い。
付属のアプリ、SuperNoteは、その名の通りノートとして、ペンで字を書くのをメインですから筆圧なんてこんな必要ないですもんね。
発表イベントではこんな感じでイラストを描いているところを紹介していたのですが、これは何のアプリで書いているのかさっぱりです。
ギャラクシーノートなんかと比較すると、ペンはおまけ感が強い気がします。
もっとペンを推すのが、他製品との差別化を狙えるのになぁと・・・
・オプションのカバーが微妙
オプションのクラッチバッグスタイルケース「Zen Crutch」
ちょっと高級感があります。
三つ折で、マグネットスリープで閉じると画面が消えて便利です。
そしてマグネットでこのようなスタンドにもなるというすぐれもの!
しかし、これ
何が問題かって言うと・・・
これをつけたままだと、写真が撮りづらい。ひどく撮りづらい。
後ろにたたむとカメラにカバーがかかってしまう。
反対側に至っては完全に隠れてしまう。
観音開きになるカバーを左右に開いた状態じゃないとカメラ撮影ができないんです・・・
うーん、ぜめて反対側にしてくれれば半分は折れたのにねぇ・・・
・SIMフリーモデルが無い
同時期に発売したモデルのうち、最上位機種がこのZenPad S 8.0 、下位機種でZenPad 8.0というのがあります。
Sがついてるついてないで機種が違うというのもわかりにくいポイントなんですが笑
SIMフリーモデルがあるのは、このSがついてない下位機種。上位機種の方には設定がありません。
数年前ならともかく、最近だとMVNOで月1000円以内でデータ通信とかできる時代ですから、気軽に持ち運びができるのってすごくメリットだと思うんですよね。
ZenPad8.0の方はすっごい安くなってていいんですけどね、3万未満ですもん。
ただハイスペック機で使いたかったなぁと。。。残念でなりません。
・発売のタイミングが悪い
これが結構重要。
先日発表されちゃいましたね、iPadmini4
発表当時はmini3 とのスペック比較されていたんですけど、mini4とだとなかなか分が悪くなってきます。
それがわかっていたから急いで発表したのかな?とも思えてきます。
国内発表が半年早かったら最強端末として君臨できてたんじゃないかと思うと残念です。
そんなところでしょうか
いろいろ書いたのですが、コストパフォーマンスは極めていいと思います。
軽さも速さもほんとに十分。ほんとに毎日使ってます。
ハイスペックなアンドロイドタブレットが欲しい方、ペンが使いたいという方、そういう方にはとってもオススメだと思います。
購入検討中の方はどうぞ比較対象にしてみてくださいね。
Zen Pad S 8.0