先日新しいバッテリーを買いました。

買うに当たって調べてみたことをまとめてみたので、記録として書いてみます。

買ったのはこいつ

まず前提として、単位を理解しないといけません

W(ワット) 電気を押し出す力の単位
A(アンペア) 電気の流れの大きさ
V(ボルト) 電気の圧力

関係としては
W(ワット)=A(アンペア)×V(ボルト)
となります。

Ah(アンペアアワー)
Wh(ワットアワー)
というのは、一時間単位の量を表します。

家庭用電源が30Aである場合、家庭用は100Vですので、

30A×100V=3000W

合計して3000Wまで使うことができ、これを越えるとブレーカーが落ちる、というわけです。

それを踏まえて今回比較したのが

左から
ガンガンバッテリー

スゴイバッテリー DX 

suaoki ポータブル電源 大容量120000mAh / 400Wh 三つの充電方法 AC & DC & USBなど5WAY出力 正弦波 家庭用蓄電池 LCD大画面表示 キャンプ 防災グッズ 低電時に

なんか長い名前なんですが、商品名がこう書いてあるんですよね。
型番などがないので以下「suaoki ポータブル電源」とします。

容量の比較

容量を比較しようとすると、各社表現が違っていてわかりにくいです。

ガンガンバッテリー  10,400mAh/14.8V

スゴイバッテリー 78,000mA  (3.7V換算)

suaoki ポータブル電源 400Wh

mAは容量じゃないので、mAhであるとして話を進めます。

suaoki ポータブル電源の「V」の値が不明ですので、この「Wh」に数値を合わせてみます。
先ほどの計算に「h」をつけて計算します。
Wh(ワットアワー)=Ah(アンペアアワー)×V(ボルト)

ガンガンバッテリー
10,400mAh=10.4Ah
10.4Ah×14.8V=153.92Wh

スゴイバッテリー
78,000mAh=78Ah
78Ah×3.7V=288.6Wh

suaoki ポータブル電源 400Wh
 

サイズ、重さの比較
 
 


ガンガンバッテリー  156mm×99mm×45mm 重量 950g

スゴイバッテリー 本体サイズ 235(W)×76(D)×205(H) mm  重量 1.9 kg

suaoki ポータブル電源 寸法:230mm(L)x 140mm(W)x 230mm(H) 重量:5.6Kg

結局何がいいのか?

ガンガンバッテリーのメリット・デメリット
・サイズがコンパクト
・160Wh以下なので、飛行機に乗せられる(JAL)
・サポートがすばらしい
・パーツが少ないので故障も少ない
・インバーターが別に必要だが、必要な出力のものを選ぶことができる。
・値段は高め

スゴイバッテリー のメリット・デメリット
・サイズはわりとコンパクト。可搬性〇
・シガーソケット付きだが、重量のわりにプラパーツが重いので、落とすと壊れやすい。
・インバーターが別に必要だが、必要な出力のものを選ぶことができる。
・値段は手頃。

suaoki ポータブル電源のメリット・デメリット
・でかすぎる。鞄に入れるのも困難。可搬性× 
・液晶画面で残量や使用状況がわかりやすい。
・明らかな中国製なのでサポートは謎。
・インバーター付きであるが、上限300W。
・インバーター付きと思うと値段は安い。
・[重要]充電時にプラグを刺すと火花がでて怖い。安全性は低そう。

ガンガンのサポートってのは、ほんとあの会社親切なので、ケーブルが破損したりして修理お願いしたときとかすごく対応よかったです。
スゴイバッテリーは積み下ろし時に荷台から落として、2回ほど壊れましたね。 修理はちゃんとしてくれました。質問があってサポートにメールしたらなしのつぶてだったのがちょっと残念。
suaokiの火花については、リチウムだしほんと怖い。
メーカー保証もどうなるかわからないので、アマゾンで買って、なにかあったときにはアマゾンの保証を受けるのがベストでしょう。
 
結局のところ、どう使いたいかで選ぶしかないかと。
サイズ+コストパフォーマンスを考えると、スゴイバッテリーか、今見つけたんだけど、上野公園で200W制限のある東京勢はこのsuaokiのミニサイズで十分かも(220Wh)。

今回勝ったsuaokiは個人的な使い方では満足。車移動だから多少大きくても気にならないし、スピーカーはそもそも200Wだから十分だし。あと、モリ芸の時にも使えそうだもんな。
電車移動だったら使わないかなー。重すぎるもん。
あとはもう、ほんとに発火だけはしないように。それだけは切に願いたいもんです。

 

おすすめの記事