毎朝BSで7時15分からおしん、7時半からなつぞらを見ています。

そして、なつぞらがラストに向けていよいよ佳境に入るというところで、おしんは全く終わりそうな気配を見せていません。

それもそのはず、おしんって1年やるんですね。そりゃまだ不幸のどん底なはずだわ。

なつぞらが東京編になっておもしろくなくなってきたのは、なつぞらの内容云々ではなく、おしんのおもしろさと比べてしまうからなのかもしれません。

ちなみに、おしん=小林綾子だとずっと思っていました。冷たい川で洗濯しているイメージ。
しかし、一番のメインとなる時代は田中裕子だったということもよくわかってませんでしたし、それ以上にドラマの冒頭が現代パートからスタートして、子供だと思っていたおしんが、乙羽信子が演じる年配の女性として登場したのには驚きました。

今放送しているのは、ファンの間では「地獄の佐賀編」と呼ばれる、夫の実家の佐賀での話。
ここまでは、どんな困難もおしんの才覚で乗り越えてきていて、山形の田舎の少女の成り上がりのサクセスストーリーを見ているような感じだったのですが、佐賀編は本当に地獄、見ているのも辛いくらいの地獄の毎日で「このあと訪れる本当の不幸を、おしんはまだしらなかった」みたいなナレーションがいつも入るもんだから本当に恐ろしい。
嫁いびりの激しさに佐賀県がイメージダウンして、佐賀県からNHKにクレームが入るレベルだったそうです。

更に不幸が降りかかるのを知っているから、そんなのは見たくないと思いつつ見てしまうんだよなぁ。
平均視聴率52.6%、最高視聴率62.9%は伊達じゃないですね。

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