ねえ、どれがいい? 作ジョン・バーニンガム 訳まつかわまゆみ 評論社

絵本×大道芸ライブのときには定番の絵本なんですが、めちゃめちゃ盛り上がる本です。

「もしもだよ」って言葉で始まるのですが

「大雪と、洪水と、ジャングルと、ねえ、どれがいい?」

と、いくつか選択肢を提示します。

選んだからどうのって話では有りません、延々と選択肢を提示するだけ、でもこれ、やりかたによってはめちゃめちゃ盛り上がるんです。

せーの!で一番大きな声で聞こえたのに決定しますということで、子供たちに大きな声で答えてもらいます。
どれも嫌だよってものが多いのですが、たべるならどれ?と聞かれた子供たちが喜々として「へび~~~~!」と絶叫してくれます。

よみきかせをやってる方なんかは、僕がやってるのを見て、これがすごい参考になったという方はとっても多かったりします。ぜひ煽りまくってやってみてください。

ただ、やはりコロナの影響もあって、現時点では大声を出させる演出はやりづらいですね・・・はやく気兼ねなくこれが読める世の中になってくれることを祈っています。

ちなみに、続編もあります。

「またまた」があるのなら、「また」があるように思うのですが、「また」はないようです。「またまた」が唯一の続編のようです。

ある図書館で出演したときに、オススメの絵本について紹介する時間もとっていただきました。

そのときに、この本と併せて、続編も紹介したんですが、実は続編はイマイチだと紹介したんですよね。
終わってからアンケートで、「わたしも続編はイマイチだと思ってました」と同意の声があって面白かったことを覚えています笑。間違いなく読むなら最初の方です。

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