サラダでげんき 作 角野栄子 絵 長新太 出版 福音館書店

面白い絵本を探すのってなかなか難しいですね。

よくいろんな図書館に遠征に行って、面白い本が無いかを探したりしています。

「面だし」というんですけども、表紙をこっちに向けておいてあるのは、人気があったり、オススメだったりするものが多いので、とりあえず読んだことのない本があればチェックしてみます。

これも、そうやって図書館で面だしされてるものを見つけて手にとったんですが、読んでてブホッと吹き出しました。面白い!

病気になったお母さんに元気になってもらいたくて、りっちゃんはサラダを作りはじめます。
犬、猫、すずめなど、いろんな動物が代わる代わる登場して、りっちゃんに元気になるサラダ作りをアドバイスします。
まぁよくある話だと思って読んでいると、北極のしろくまからの電報が来たかと思えば、最後はアフリカから・・・

予想できなかった展開についつい吹き出してしまい、その場でネットで検索して即購入しました。

長新太さんのイラストだったので、ついつい長新太さんの作なんだろうなと思ってよんでました。
「キャベツくん」なんかも不条理な展開が面白いので、似たものを感じたってこともあります。

でも、すいません、違いました。「魔女の宅急便」の角野栄子さんでした。ちょっとびっくり。

読んでいると、「海のコブ」だったり、「電報」だったり、ちょっと古い表現があるので、古い本なんだろうなとは思っていたんですが、最初にこどものともで発表されたのが1989年(平成元年)だそうですよ、なるほどね!

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