本格的に検温の対応をはじめました。

検温してくれた方にマスクに貼るシールができてきたので、先日のこども家族館でもテスト的にスタッフの方にお手伝いしていただいてやったのですが、一人で大道芸やるときとしては初投入でした。

こんな感じで、自分で検温をしてもらって、自分でシールを貼ってもらうという方法です。
設置の準備、あと検温の呼びかけとして、普段よりも15分~30分くらい余分に手間がかかります。あ、あと当然コストもかかるんだけど笑。

誰が検温をしたのかということを管理する、という意味もあるのですが、実は他にも隠れた目的があります。

なんかコロナ禍で、周りの人を信じられないって嫌じゃないですか? レジで並んでて、後ろの人がすごい近づいてきたりすると嫌だなって思ってしまって、よく考えると、そう思うこと自体が嫌だななんて思うわけです。
シールがあると、少しでも周りの人を信じられるんじゃないかと思うんですよね。

距離を確保することで、見るお客さんの数も減らさざるを得ないために、一体感が作りづらい状況になっています。
見る人がみんなシールをマスクに貼るという同じ行動をしていただくことで、一体感がつくれるのではないか、という期待があります。

また、シールを貼るのってなんか楽しいので、ちょっとした非日常感というか、ちょっと楽しい気持ちになってもらえるんだとしたら、その事自体が、お客さんに「これから見るぞ!」という準備をしていただけるのではないかという期待です。

そもそも、子供ってシール大好きじゃないですか。だから逆に寄ってこないかな、なんて期待もあります。シールがあるなら見ようかみたいな。

結果としては、どうなんだろうか?
実は今日はそもそものお客さんが多すぎて、過去の岡崎南公園の梅まつりを考えても、これだけいい日に当たった記憶がないってくらいの日でした、なので、検温をお願いしようがしないでいようがどっちにしても盛り上がったような気がします。

全員に必ずやってもらうというのはちょっとむずかしいと思うので、そこらへんは個人の裁量におまかせしましたが、前の方の方はかなり貼ってくれていました。
結果としては盛り上がったのは盛り上がったので、少なくとも検温をお願いすることがデメリットになることはなさそうだなという感じです。

感染症対策をするんだったら、逆にそれを逆手に取ってうまいことメリットにできないだろうか、ということは常に考えてます。
どうせやるなら、楽しく対策取りたいし、等身大パネルもネットもなんだけど、そう来るか!と思ってもらいたいですからね、芸人ですから。

もう少しお客さんが少ない状況でお客さんがどういう反応になるのか、面倒臭がって逃げられてしまうのか、お客さんがより盛り上がる助けになってくれるのか。

来週から大高緑地の梅まつりが始まりますので、そこでの検証にかかってきますね。
僕の期待どおりなのか、期待はずれに終わるのか・・・
こんな感じでやっておりますので、大高緑地の梅まつりにもぜひお越しくださいませ。

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