常滑の音楽フェスの問題が大きく取り沙汰されています。

今年中にも、複数の主催するイベントを計画している身としては、この問題が炎上することで、音楽や大道芸のフェスが危険なものとして認識されるのではないかと心配でなりません。

コロナが収まるまでは大道芸なんてできないんじゃないかと思っていたところを、国から出されるイベントの制限や、各種ガイドラインを読み込みながら、どうやったら安全に実施できるのかを模索しました。それはもう慎重に慎重を重ねるように、少しずつ実績をつんできたわけです。

緊急事態宣言の影響で、大道芸が実施できなくなったところはもちろんありますが
今まで安全に実施できているという実績により、こんな状況でも大道芸は安全にやっているから問題ないと、正規に許可をしていただいて実施できています。

それでも思ったようにできるわけじゃありません。夏祭りなんかは全中止で、なんとかしなくちゃと予定していた自主イベントは感染拡大でいくつも延期することになりました。

そうやって、我慢して我慢して、やっと積み上げてきたものが、こういうことをされてしまうと、台無しにされてしまうんですよね。

「大道芸フェス? フェスなんて危ないに決まってる!」

今回のことで、そう思う人がでてきちゃうんじゃないだろうかと心配です。

ただ、一つ安心したのは、知事の記者会見。

ルール違反をした業者に対してはめっちゃめちゃ怒ってるものの、「音楽フェスは原則中止にするべきではないのか」という記者の質問に、それは違う、とはっきり答えてくださいました。
真面目に感染症対策をとってやっている人を潰すことはしない、文化、芸術、アーティストがいらない、無くていいなんて誰も思っていない。ということで、すごい感情的に怒りを爆発させながらも、冷静に物事を考えてくれてるのはありがたいなと思いました。

原則中止なんて質問をするような記者も記者だな、どこのメディアだよ!と腹が立ちましたが、知事のこの発言を引き出すための煽りだったんだとしたら、逆にこの記者有能だな。いや、ほんとはどっちなんだろうか?

そんなわけで、どうぞ皆さん、ご理解ください。僕らほんとに感染症対策もしっかりやってるんです。

僕のショーについては、一度見ていただければ対策をとっているというのは必ずわかってもらえると思ってます。最後の投げ銭をいただくところまで、徹底した対策をとってます。
くれぐれも、大道芸を、あんなイベントと一緒だなんて考えていただかないように、どうぞよろしくおねがいします。

梅まつりで投げ銭してプレゼントした缶バッジを持つ大村知事

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