クリコ 作 シゲタサヤカ 出版 小学館
「あー でもざんねん このままあたいといれば すごーくいいことあるのに」というのでクリスマスケーキのクリコを食べるのをやめたら次の日から枕元にクリスマスプレゼントが届いた。次の日も、また次の日も、毎日届く謎の怪しいプレゼント。夏になり、秋になり、たくさんのプレゼントで家の中は大変なことに・・・
なんでこんな時期にクリスマスが題材の作品を?と思われるかもしれないんですが、単純に出てるのに気づきませんでした。い、いつの間に!
前作の「たべものやさん しりとりたいかい かいさいします」は定期購読してる絵本の雑誌(MOE)で紹介されてたからすぐに気づいたんだけど、そっかこれ小学館か(MOEは白泉社)。
シゲタサヤカファンを自称する僕としましては買わないわけにはいきません、ってことで遅ればせながら慌てて購入したわけです(昨年11月発売だったようです)。
内容としては、さすがの面白さ。いつも通りのシュールでナンセンスな展開。イヤゲモノ級の絶対いらない304個のクリスマスプレゼント、そして謎のクリコの正体に笑っちゃいます。
一体どういうこと?と謎が謎を呼ぶわけですが、結局のところほとんどの謎が解決しないまま結末を迎えてしまいます。意味わかんない!面白いけども笑。
多分クリコは怪しいオカマっぽいイメージ、マツコのイメージが入ってのクリコなんじゃないかという気がします。ちょっと声の低いオカマって感じかな? 練習しようかな、どこかで読んでみたいもんです。