中津川市福岡町にある、榊山神社の例大祭での出演でした。

なかなか歴史のある神社でして、「たたきまつり」とも呼ばれる奇祭なんだそうです。

祭りの当日は氏子の方々が羽織、袴に裃、菅がさを身につけ、御神体である「金の幣束」を白い布(絹(きぬ)垣(がき))で四方を囲み境内を一周する。 それが終わると、手にした榊の枝で参詣の人々一人一人叩き歩くのである。そこには無病息災の願いが込められ、心清められる一瞬があるのだ。やがて 里から出された山車が参道に入ってくる。その前には、白の装束に袴を着けた人々による神楽の一団が進む。その音色は豊かに開けた福岡の地の隅々ま で吸い込まれるかの如くである。人々はこの祭りを心のふるさととして受け継いでゆくのである。

https://mdworks.jp/tataki.php

氏子のみなさんが「たたきまつり」と書かれた白装束を来て歩く参道に参拝者が集まっていきます。
これは叩きまわるに違いない!と思って一緒に並んで頭を差し出しておりましたが、氏子で参加していたお巡りさんが遠慮がちに榊でさわさわしてくれました。

もっとバチンバチンとやってくれるんかと思ったんですが、お巡りさんという立場上のことかもしれません。というか、全体的にあまり派手に叩いている方はいなかったので、時代的にできなくなってきてるのかもしれません笑。

実は、土曜日の出演する予定のイベントが、前日の金曜日の夜に急遽中止になりました。椅子を持っていく予定にしてたので、昼間のうちに準備してたものですから車の中に写真にも写っている椅子が大量に乗ったままでした。

これは持っていったほうがいいよという神社の神様のお告げであろうと思い持っていったのです。下ろすのが面倒だったからという気もしますが、いやいや、きっとちがいます。

年配の方もそこそこいるんだろうと思ったので、あったほうが良さそうだなと思ったのですが、想像通りで子供も大人も前の方に集まってくれて理想的な状況でした。ほんと思った以上に反応が良くってすっごい盛り上がって楽しかったです。

聞いた覚えのないお告げのおかげですね、神様ありがとう。
またそのうちに機会があったらうれしいな。

30脚以上の椅子を持ち運べる大道芸人はなかなかいないと思いますので、椅子が必要な会場があったらぜひオマールえびをご用命ください(笑)

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