カレーはあとのおたのしみ 作 シゲタサヤカ 出版 えほんの杜

カレーの匂いに誘われて雲の上から鬼が3匹やってきた。はりきってカレーを3つ注文するもののカレー屋のおじさんは「カレーはあとのおたのしみ」が出してくるのはハンバーグにとんかつに山盛りのソーセージとなかなかカレーが食べられない。もう我慢ができない!と鬼たちはキッチンに駆け込んで、鍋いっぱいのカレーをペロリ!すると・・・・

昨年に「クリコ」が出たときにはしばらく気づかなかったので、時々はチェックしなくてはと検索してみて発見! これは買わねば!と慌てて購入。11月24日発売、早く気付けてよかった!

シゲタサヤカさんの初期の作品で、「おいしいぼうし」があります。

木に引っかかっていた謎の焦げ茶色の丸い物体を食べてしまったおじいさんとおばあさんの前に突如として現れた謎のプリン。風に飛ばされた帽子を探していると困った顔をしているプリンを見て、実はあの物体がプリンの上のカラメルソースの部分、つまり帽子だったことを気づいて大騒動になるというお話です。

想像の付かない展開の中で、そういうことだったのか!と笑ってしまうという僕が大好きなお話なのですが、今作もそれに近いものがあります。

なぜ、カレー屋のおじさんは鬼だとわかった途端に慌てた様子になったのか、なぜカレーじゃないものばかりを出すのか、うわー、そういうことだったのか!と声を出して笑ってしまいました。
でも、最大の謎は謎のまま投げっぱなしですが(笑)。

久々に、これはよみきかせで読まなくちゃ!という本にあたりました。おもしろかった~ 読まなくちゃ!

でも、実はこの本はこれだけじゃないんです。11月23日に発売されたラッキーカレー。

これを読むとさらに面白くなるというではありませんか!

というわけで、来週はそのラッキーカレーを紹介します。来週につづく・・・

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