一宮の萩原商店街で開催されている、チンドン祭りでの大道芸で出演してきました。
チンドンのコンクールがメインイベントで、大道芸も含めて様々な出演者が華を添えて、萩原商店街を盛り上げます。

カズ兄、Rayさん、タップリンさん、僕も含めて4組で盛り上げてきました。

第57回にもなるそうです。
令和のこの時代に、平成を通り越して昭和な立て看板。味があります。
よく見ると、何箇所か張り替えて使いまわしているのがわかるのですが、どうやら7が新しいところを見ると、数年は使いまわしている、いやよく見ると5の方も少し色が濃い、少なく見積もっても、第49回から8年以上は使いまわしているみたい、もしかしたら本当に昭和から使いまわしているのかもしれません。
何度か出演させてもらっていまして、以前に出たのは2017年。この看板を以前に見かけた記憶はないんですが、多分使われてたんでしょうね。
早朝の9時40分の回はちょっと寂しかったのですが、それ以降は結構な人出でたくさんの方に見ていただきました。
それでも、過去の出演を思い出してみると、やっぱりちょっと人出は少なくなっているように思いました。
そして、商店街自体も、古い家屋が取り壊されて無くなっていたり、営業しているお店が少なくなっていたりしています。スタッフ皆さんの顔を見ると、以前もいた方が多く、当然その分年齢も上がってきているようで、更に自分も含めてですが、演者の年齢も同様に上がっているように思われます。
モリ芸を主催している立場からしたら、どうやってるのかという裏側はやはり気になってしまうし、ほんとに色々大変なんじゃないかなぁと思ってしまうわけです。
直接言うのも余計なお世話だと思うので、こうやってこっそり書いているわけなんですが笑
商店街でのイベントということだと、商店街自体にメリットがあるべきだと思うのですが、現状を見る限りだと、これを日頃の集客に繋げられるんだろうかと考えると、ちょっと難しそうに思います。そもそも開いてる店が少ないんですもの。
お客さんも、子供は毎年入れ替わるでしょうが、少子化で減る一方。常連の年配のお客さんも自然と減少していくので減る一方。お客さんが減少しているので、出店するお店も徐々に減ってるように思えます。
そして、これだけの規模も祭りを開催しようと思ったら、お金がかかるわけです。
それがどこから出てるのかと言ったら、企業からの協賛金、市や県からの補助金、それで足りない分は商店街の予算からということなのでしょうが。どれをとっても、今後減ることはあっても増えることはなさそうです。
モリ芸だって他人事じゃありません。
それどころか、予算的なところは、補助金などに頼ってない分余計に大変です。何もしなかったら数年後には中止か規模縮小せざるを得なくなるという状況なので事態はより切迫していますから、そもそも他所様の心配をしているような状況じゃありませんね。
5年後、10年後もチンドン祭りが開催していてほしいものですし、モリ芸だってなんとか開催していたいものだなと。色々考えてしまいます。なんとか頑張ってほしいし、自分たちもなんとか頑張っていきたいものです。