高遠ブックフェスティバルにいってきました。

図書館前の広場でのパフォーマンス。せっかくなので絵本を読もうと思うわけですが、お客さんがちゃんと集まってくれるか不安になります。

普通の大道芸だと、どんな手段をつかってでもお客さんをかき集めてみせましょう、みたいなテンションで始められるのですが、絵本だとなかなかそうもいきません。

普通の大道芸と比べると集客のパワーは落ちます。なおかつ読み始めると止められません。先日も読んでる途中でパフォーマンスのエリアの中に子供が入ってきたんですがそれをつかまえることもできません。ある程度視線でコントロールできなくもないんですが、表情や視線の配り方も含めての演技なので、余計なところにパワーを配分したくないですし。

特に今回のような客寄せからスタートするような雰囲気のところだと序盤でお客さんの心を掴んでおかないと盛大に滑るという事態になりかねません。

でもね、不思議なもので、お客さんが集まらないかもって思うと集まりません。滑るかもって思ってると滑ります。

時々不安なときにはショーの前に瞑想をするように目を閉じて、これから始まるショーがめちゃめちゃ盛り上がった、という結果を想像してからショーに臨むことにしてます。

出してる椅子が埋まって、すごく盛り上がった、と想像してから始めたわけです。
こんな感じで、こぢんまりとした感じですが、とっても盛り上がりました。

僕は初日だけでしたが、ブックフェス自体は16日まで開催中です。今度はもうちょっとゆっくり来れるといいなー。

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