おめん 作 夢枕獏 絵 辻川奈美 編 東雅夫 出版 岩崎書店

どんどろぼろぞうむ でんでればらぞうむ きれいなあのこの顔 ぐちゃぐちゃになってしまえ 人を妬んだときに目の前に現れる呪いのお面。眼の前に現れたらどう使いますか?

昨年の夏にも開催した、「#やっぱり大道芸が好き!」を今年も開催します。

今年は8月26日(土)27(日)9月2日(土)3日(日)の4日間、モリコロパークで開催です。

チケット制(500円)で各日程とも3~4組の大道芸人が出演します。涼しい屋内で大道芸をたっぷり楽しめるので超おすすめです。各日程とも午前午後の2公演です。

で、僕の出演は9月2日(土)の予定なんですが、「普段やってないこと」というテーマで行う予定でして、その中で読みたいと思って準備してるのがこの本です。

そう、暑い夏にぴったりの怪談。怖い話ばっかり読んでみたいなと思ってます。

詳細は決まり次第サイトでお知らせしますので良かったらチェックしてくださいね。

https://cdn.or.jp/yds

岩崎書店から、怪談えほんシリーズってのが出ています。

いろいろと読み比べた中で、シンプルに一番気持ち悪いものを読んでみたいと思って選んだのがこれ。

絵本って媒体って、大人が子供に安心して与えられるもの、というイメージがあるんじゃないかと思うのですが、これはいやいや、これは子供に読ませて大丈夫なの?という感じすらあります。

ソフトな表現だったり、見かけは怖くなさそうなんだけど、よく考えるとじわじわ怖くなるようなものもありますが、これはかなり強烈なストレート。誰かの顔が「ぐちゃぐちゃになってしまえ」なんて口に出すのも、想像するのすら憚られるような言葉です。

妬み、嫉みの気持ちがどれだけ大きいからこそ、呪う結果も大きく、そしてその結果自分にも呪いが返ってくるという、まさに「人を呪わば穴二つ」。
過激な言葉だからこそ、その危険性というのがよく分かるのかもしれません。こわいですね。

というわけで、どうやったら気持ちが悪くて後味が悪く感じてもらえるのかと試行錯誤で練習中です。ぜひ予定しておいてくださいね。

  

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