ピアノ発表会の舞台袖で、緊張して待っていたももちゃんがネズミの発表会に紛れ込んじゃうんですが、そこで始まったのがネズミのサーカス。

いろんな絵本で登場するジャグリングしている場面というのは結構適当に描かれているもんなんですが、たった一箇所だけのネズミが5クラブ(棍棒)を投げ上げているシーンが、ひっじょうに丁寧に描かれています。

ボールのジャグリングのイラストでも、空中にあるボールの位置が不自然だなぁと思うことが多々あります。更にクラブだと、その位置だけでなく、回転している向きも問題なんですが、これが非常に自然で、また投げてるネズミの視線も、投げている頂点あたりを見ているという、非常にリアルに描かれています。

視線の向きやってる人にしかわからない話ですけどね、「ジャグリング+イラスト」で検索してでてくるようなもんだと。いやいや、ノールックでそんなのできねーよ!みたいに思ったりしちゃうんです。なのでこの点だけでも丁寧に書かれているんだなぁということが伝わってきます。

なんて、本筋に関係ないことばかりですいません。内容もかわいらしくて素敵な話なので安心してください笑。

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