大ピンチずかん 作 鈴木のりたけ 出版 小学館

陥りやすい大ピンチを、5段階のなりやすさと、1~100のレベルで分類して紹介します。これでいつピンチが来ても大丈夫だ!

前回のエントリーに書いたんですけども、夏の暑い日にショーをしていると、音楽プレイヤーが熱暴走で止まってしまうということは時々あります。

多いのが、急に気温が高くなってきた、5月から6月にかけて発生することが特に多いです。真夏は対策してるので起こりづらいはずなんですが、この前みたいなポカをやってしまうことがありますね。

時間になったと思ったらお客さんが全くいないなんてのもピンチですね。よくあることですが。
人が少なくて、始めようかどうしようかと迷ったときに、とりあえず一組お客さんがきてくれたので、よっしゃ!はじめますね!とスタート切ったらすぐにお客さんが帰ってしまったというのは、かなりの大ピンチです。
曲に合わせた演技をしているときなんかは、途中で止めようもなくって「うう、誰もいなくなってしまった・・・」と途方に暮れることになります。レベル85くらいのピンチだったりします。

元々勤め人でしたし、時間については正確な方なんですけど、一度だけ日にちを間違えて、出演時間にとんでもない遅刻をしたことがあります。なんとかなった、というか調整してなんとかしていただいたんですけども、今でもあの焦った感じは夢に見るくらいですが、もう二度としたくないですね。

ショーの最中に高いところから落ちて大怪我して入院、ということもありましたが、生々しいので割愛。
あと、一番の大ピンチが、デビュー時はコンビでオマールえびとして活動してたんですが、相方が妊娠して活動休止になって、一人で活動せざるを得なくなってしまったことかな。これは頻度はほとんど起きないからなりやすさは星1つ、ピンチのレベルはMAXの100でしょう。

この「大ピンチずかん」、絵本界隈ではかなり話題になって大ヒットでした。大ヒットすぎて、ちょっと買い時を逃してしまい、今頃になってその気になった感じ。

「大ピンチ」といいつつも、子供に起こりがちの失敗あるあるという感じ。子供時代を経験した大人だってもちろん共感できるはずです。

「牛乳をがこぼれた(なりやすさ☆4 レベル29)」にはじまり、「こおりが舌にくっついた(なりやすさ☆2 レベル3)」、「シャンプーが目に入った(なりやすさ☆5 レベル47)」、「おふろのお湯がない(なりやすさ☆2 レベル50)」など、子供の頃によくあった、というよりも、お風呂のお湯がないなんてのは今でもあって途方に暮れちゃうじゃんと、笑ってしまいます。

「いぬがすごくなめてくる」なんかは人によってご褒美でもあるよなと思ったら、チワワはレベル35だけどセントバーナードはレベル97とあって納得しました笑

図鑑というので、レベル順に羅列して終わるのかと思いきや、たいへんうまい終わり方をしていて素晴らしいです。思わずうまい!と声が漏れました。書かないので気になる方は実際に読んでみてください。

あ、ピンチといえば、今週末の「#やっぱり大道芸が好き!」の受付担当のMAEPから、キャンセルが続いて集客がピンチだと連絡が! レベル80くらいピンチです。ぜひっ!

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