あける 作 はらべこめがね 出版 佼成出版社

ぱかっ、どどーん、ほわーん、ぱんぱかぱーん 中身はなにかな? お腹ペコペコ心ワクワク 期待を込めて蓋に手をかけ・・・ あけるって素晴らしい!

先日、地元のお一人暮らしのお年寄りのためのおしゃべり会というのがあって、それに出演してきました。

ショーを楽しんでもらったあとにお弁当を食べて、お茶飲みながらおしゃべりをして、という行事でして、僕も参加する方と一緒にお弁当もいただいてきました。

弁当は弁当なんですが、ごらんのようにちょっと豪華な容器、蓋はコンビニ弁当のような透明なものじゃなくて黒い蓋。パカッと開けるとこの中身!

正直いえば、もうすこーし肉肉しい方が・・・とも思うんですが、参加者の年齢層を考えるとこれくらいなのがベストですね。個人的にも、がっつり濃いめの味付けの油っぽい弁当よりも、おいしいものをちょっとずつ沢山の種類が食べられる幕の内弁当の良さがわかってきた年頃です。こういう感じでもテンションがあがるようになってきました笑

やはり、中身はなんだろうと思いながら蓋を開ける瞬間ってワクワクしますね。

この「あける」の表紙は、蓋を開けかけたうな重です。
中のタイトルページには、見開きで2ページにわたって、蓋をパカッとあけたうな重が! タレがたっぷりかかってつやつやと輝く、それはそれはおいしそうなうな重が、それはもう大迫力で描かれています。

炭で焼きを入れたちょい焦げたところまで美味しそう、めっちゃめちゃいい香りが漂ってきそうなうな重です。

曲げわっぱの弁当もおいしそう。皮までパリパリに焼かれた鮭に卵焼き、ウインナー、きゅうりの入ったちくわに焼きそばちょこっとと、彩りにプチトマト、場所埋め要員のブロッコリー。ご飯はおかかご飯とおもったら、蓋にぴったりと海苔がくっついちゃってて、のり弁あるあるです。

親子丼にかつ丼もとってもおいしそう。でも、親子丼が三つ葉でかつ丼が刻み海苔なんだけど、うちはまるっきり逆ですね。親子丼が刻み海苔でカツ丼は三つ葉。みんなのところはどうですか?

ちゃんこ鍋に飴ちゃんにハンバーガーにケーキにと、どれもめちゃめちゃ美味しそう。ラムネをぷしゅっとあけたら顔にかかるのもあるあるですが、食べ物はめちゃめちゃ書き込んであるってのに、人間の顔はめちゃめちゃ適当なのがおもしろいです。

ちなみにこちらの作品は、「はらべこめがねのおいしい絵本第3弾」だそうです。ちなみに先月発売されたばかりです。

第一弾は「かける」第二弾は「あげる」そして第三段が「あける」です。

というと、第4弾はなんだろうか「焼ける」「炊ける」あたりか、「溶ける」かもしれない。「漬ける」って可能性もあるかも? 意外なところではおいしいものをみんなで「分ける」なんてのもありかも? なにがでるのかな?ちょっとたのしみです。

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