僕が図書館に配属になった頃、ほかの館の運営を見に行こうと思って、でかけた先で時間があるといろんな図書館を回って見てたりしました。そんなでかけた先で読み聞かせのワークショップのチラシを見つけて、そういうこともちょっと勉強してみるかとでかけて行ったわけです。

そこで「おまえうまそうだな」の読み聞かせを講師の方がしてくださいました。タイトルは知ってたけど中身はよく知らなかったので、その時が初めての出会いだったんですが、おもしろくてびっくり。まさかいいおじさんが絵本を聞いて泣いてしまうとは思いませんでした。

絵本なんて子供が読むもんだろうという甘い?考えでいたんですが、いやいや、ぜんぜんそんなこと無いじゃん、大人でも十分面白いじゃん!と思い、こういう活動を始める切っ掛けになった絵本が「おまえうまそうだな」です。

その続編、というかシリーズはずっと出てますよね。ティラノサウルスシリーズ16ですって。16!

ところどころで前作のオマージュというような、いやセルフカバーというべきでしょうか。前作を思い出すようなシーンがところどころにあるのがいいですね。

ちょっと不思議なのは、初代のおまえうまそうだなは、右開きなんですが、これは左開きになってます。きっとこのシリーズ16作のどこかから変わったんでしょうね。

多分、想像なんですけど、ポプラ社って絵本の海外展開を積極的にやってるイメージなのでその影響なのかな?と。「おまえうまそうだな」って中国でもめっちゃ売れてるらしいっすよ。

まったくソースもなくって想像でしかないんですけど、ちょっと調べてみたら、「おまえうまそうだな」の中国版はどうやら絵は反転して左開きにして出版しているみたいなので、多分間違い無い気がします。知ってる方教えてくださーーい。

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