チーター大セール 作 高畠那生 出版 絵本館

「あなたのくろいもようをくださいな」おしゃれなマダムからの申し出に、チーターはせっかくだからと模様をはがして売ることに。模様の跡をペンで塗ったら派手派手チーターのできあがり!

以前は、赤白の水玉のシャツを衣装としてよく使っていました。

結構長いこと愛用してたのですが、消耗して追加で購入しようにもモノがもう売ってないんですよね。いや、正確にはLサイズまでしか売らなくなってしまって諦めました。3L買ってたんですよね。

正直なところ、それ以来しっくりしたのがなくって、割と迷子です。こないだ買ったジャケットは4回くらい着たら破れるし・・・

チーターの水玉模様を売ってくれなんて、言う方も言う方だけど、売る方も売る方。
でも、模様をイヤリングにしたり、眉毛につけたり、なんかファッションタトゥーのように模様を使いこなしてるのがオシャレです。

水玉を売ったと話したら、残った黄色もほしいと言われて売ってしまって白くなっちゃうチーターなんですが、その状態を「さすがにこれははずかしくて」というセンスが秀逸です。

よくよく見てみると、よほど恥ずかしかったのか、向かいのお店で売ってたヒョウ柄(チーター柄?)のコートをチーターが裏表紙の見返しで着込んでるシーンがあります。模様を売った売上で買ったのでしょうか?

模様も色も、そんな大事なものを気軽に手放してしまってもいいの??と思うんですが、結果的にそれがお店の大繁盛に繋がったり、新しい自分を見つけるきっかけになったりするのかもしれません。衣装もそうなのかな? でも、チーターもやっぱり迷走してるっぽいからなぁ笑

作者の高畠那生さん、岐阜県出身だそうです。と思って調べてみたら、同じく絵本作家の高畠純さんと親子なんだそうです! 高畠純さんが岐阜県在住ってのは知ってたんですが、親子だとはびっくり! ちなみに山県市みたいです。

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