ジャグラーあるあるなんですが、ジャグリングをやってる絵を見ると過剰に反応します。しかもシャワーとカスケードに厳しいです。
ボールジャグリングって、左右交互に投げ上げるカスケードという技と、日本のお手玉のように、右手で投げ上げたものを左手でキャッチするのを続けるシャワーという技があります。
同じ5つボールを使っても、5カスケードと5シャワーって難易度がとんでもなく違ってて、5つのボールを同じ方向に投げ上げる5シャワーのほうがずっとずっと難しいです。
そんなわけで、この絵本でジャグリングしているモルモットを発見したときにも「やべえ、このモルモット僕よりジャグリングうまいじゃん!」なんてことを思ったりするわけです。
マラソンのスタートからゴールまでってことで、ストーリーはあってないようなもんなんですけども、絵のボリュームがすごくって、こういうのが好きな子だとめちゃめちゃ楽しめるんじゃないかと思います。途中で「◯◯している◯◯をさがしてみよう」みたいな楽しみ方のヒントもでてくるので、そこからそういう楽しみ方を見つけられれば、それはもうずーーーっと楽しんでいるんじゃなかろうかという絵本です。
非常に現実的な感想なんですけど、これ書くのめちゃめちゃ大変だったろうなぁと思うんです。
自由にいろいろやってそうな動物たちですが、それぞれのキャラクター設定もしっかり作って書いてるようですので、行動もその設定に合わせたものになってます。それを109匹分。この動物がどこにいるのかなと各ページを探すのも時間がかかるんですけど、きっと109匹全部がきちんと描かれているかを何度かチェックしてたと思うと、探すのだけでも大変だったろうなぁって思っちゃいます笑